江戸音会(えどねかい)に出演しました

先日2月24日(月・祝)に長唄のお浚い会・江戸音会に出演させていただきました。
私は「華音会」(かのんかい)という同人を昨年立ち上げまして、華音会メンバーで長唄「勧進帳」に出演しました。杵勝会で知り合った先輩方やお稽古仲間達です。
長唄の演奏の機会を増やし、自身の技術向上に努めております。
私はタテ三味線をさせていただきました。まだ未熟な部分が多く、タテの難しさ、三味線の奥深さにまだまだ四苦八苦です。
今回は師匠・杵屋裕太郎先生に「しっかり撥を強く当てて弾けたね」とお声をいただきました。とても嬉しかったです。今後の励みになります。頑張ります。
日本舞踊から始めた古典のお稽古。今は日本舞踊と長唄三味線をお稽古できる教室を開かせていただいています。私の場合ですが、三味線をお稽古しているおかげで日本舞踊のお稽古がより楽しいです。
昔、商業演劇に携わっていた頃に舞台仲間のお友達の家に遊びに行ったら三味線が置いてありました。「三味線すごい!」と、感じましたし、とても羨ましかったことを覚えています。
三味線も一朝一夕で弾けるようになるわけではありませんが、本調子や二上がりも分からなかった私が人様にお稽古させていただくようになったのですから人生って不思議です。
お稽古を通じてご縁をいただき、大好きな長唄を一緒に楽しめる仲間ができたことが何より嬉しいです。華音会は私にとって特別な同人会です。今後も活動してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
この日は着物の色がかぶることなく並びました。鮮やかですよね(^^) 戦隊モノみたいに、自身のカラーみたいになって楽しかったです。
私の着物は成人式に両親が用意してくれたものです。日本舞踊を始めた際に袖を短くし、以来ずっと何かの折に着用しています。大活躍のお気に入りの一枚です。
偶然にも藤の花が描かれていて、選んでくれた母に今も感謝なのです。