2024.02.27 日本舞踊

2024年1月20日(土) 新年会

今年の1月に、師匠 杵屋裕太郎先生のお稽古場の皆様と私のお教室の皆様とで新年会を開催させていただきました。私も裕太郎先生の門下なので説明がややこしや、かも知れません。

↑新年会のダイジェスト動画です。

「お舞初め」「お弾き初め」ですね。私の教室では初めての開催です。こういった会を開く良さ、というのがありまして、

①人前で何かを披露する経験を重ねられる

②普段なかなか会えないお教室の仲間と交流できる

③年中行事の晴れの日を共有できる

などがあるかな、と思います。

①の「人前で何かを披露する経験を重ねられる」ですが、人前で何かを披露するには、やはりお稽古も熱のこもったものになりますし、ご本人方もその気持ちでお稽古してきます。“やる気スイッチ”が発動するわけですね。これは指導する私にも言えることで、皆さんのサポートができるように頑張ります。本番の経験、ひいては本番を迎えるためのお稽古時間が、お稽古を重ねていくうえで大切なものになります。

②の「普段なかなか会えないお教室の仲間と交流できる」ですが、今回は本当にその良さを実感しました。

仲良くなって連絡先を交換したり、後日一緒にお出かけした、という話を聞いたりしてとても微笑ましく感じて嬉しかったです。お教室内の交流も、私の目指す仲の良いお稽古場の在り方。仲間ができるとお稽古も楽しくなると思いますので嬉しいです。

③の「年中行事の晴れの日を共有できる」というのも大切ですね。私は日本舞踊を始めてから季節の花や木々、景色や風習を学び、意識してまいりました。今回は石川酒造様のお蔵に集まりましたので、お屠蘇代わりに日本酒を屠蘇器に入れてご用意しました。

季節のもの、お祝いのものを仲間達と楽しむのもいいですね。

さて。

この日の新年会は、裕太郎先生は来られなかったので、私が同門の皆様方のお手伝いをさせていただきました。また、唄の師匠 杵屋喜太郎先生が私をたくさんフォローしてくださいました。ありがとうございます。

そして、踊りの師匠 藤間達也先生のご指導のおかげでいま、こうしてお教室を開き、お弟子さん方に囲まれています。達也先生のご指導に応えていけるよう、私自身お稽古を重ねてまいりたいと思います。