2022.06.10 日本舞踊

雨でも着物を楽しもう!素材・履物・上着のおすすめ組み合せパターンを紹介

関東もいよいよ梅雨入りしましたね。

雨、嫌いじゃないけどお着物でのお出かけには少々憂鬱です。でも・・・雨でも着物を楽しみたい!今日は、そんな日のアイデアをご紹介いたします。

雨の日でも着物を楽しみたいときにおすすめの組み合わせ

雨の日は洋服だって濡れると切ないのに、着物はさらに大変。多少の雨でも着物を楽しみたい時は、雨に強い生地である大島紬やポリエステル着物&雨コート&カレンブロッソの雨に強い草履(底がゴムなので雨が染みません)を用意します。

雨に強いのはポリエステルと大島絣

ポリエステル着物は少し暑いですが、雨に強く、お家で簡単に洗えてお手入れがとても楽です。

そして、大島紬も雨に強い生地だってご存じですか?大島絣はほとんど撚りのかかっていない糸で平織と呼ばれる織り方をしているため水に濡れても縮みにくく、雨にも向いているんです。

明るめの雨コートがあればより安心

着物が濡れるのが心配な方は、雨コートというものがありますので、着物はそれがあれば怖くないですよ。長いコートと二部式の二種類があります。少しずつでいいので、両方ご用意するとしますと便利です。

一枚の長いものはさっさと羽織れるので脱ぎ着が楽。二部式は裾の長さを調整できるので、お着物の長さに合わせて雨を予防できます。二部式の雨コートは下の画像をご覧ください。

色は明るめがおすすめ。天気が悪い時は、歩道を歩く時など車から見えやすいので明るい色の方が安全危なくないですし、気分もあがります。中でもベージュは大抵のお着物に似合う色なのでおすすめです(私は黒がほとんどなので、次に購入する際は明るめにしたいです💦)。

履物はカレンブロッソがおすすめ。緊急時には靴も

雨の日は足元も気になりますよね。私は自分のお教室のお稽古日に雨や雪でしたら、カレンブロッソ、または靴下&靴を履く事もあります。

着物に靴?と思われるかもしれませんが、寒い日に行き帰りに雨で足袋が濡れて、凍えるよりはいいのではないでしょうか。実際、靴を履いていて叱られたことはありません。

もちろん、お稽古時には足袋に履き替えますし、ちゃんとした場所へ行く際には草履を履きますよ。あくまで緊急時です。

それでも靴はちょっと・・・という方には、雨草履というウレタンの草履もあります。ちなみに私は以前、何回か雨草履に挑戦したものの、足が合わなくてダメでした。なので、普段からも履きやすいカレンブロッソをいくつか用意して、たまに防水スプレーを使用します。ゴム底のものは大変気に入っていて、雨の日も大活躍です。カレンブロッソは専用のカバーも付いています。便利ですね。

着物の素材、上着、履物などを上手に使い分けて、お着物&お稽古ライフを楽しんでくださいね!

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