日本舞踊ジュニアコンクール
今夏は城西舞踊会のほかに、
8月15日(金)に日本舞踊ジュニアコンクールが開催されました。
私のお教室から三人のお弟子さんに出場していただきました。準備期間が短かったこと、私が経験か浅いこともあり手探りのコンクールのための指導でしたが、三人とも私の期待に応えようと本当に一生懸命お稽古を頑張りました。
「コンクールに出るぞ!」
と思うと、子供達のモチベーションが変わるのを肌で感じました。いつもより厳しいお稽古になってしまったと思いますが、ご自宅でも毎日コツコツとお稽古したようです。これは親御さん方のフォローが大きな応援になったようです。
「毎日コツコツ」、これがどんなに難しいことか。立派にお稽古してきたと思います。
彼女たちの頑張りは感動を呼びました。覚えた振りを一人で踊りきった姿を見た時は、涙をこらえるのに必死でした。
どんな結果になっても、今回の挑戦が子供たちにとって達成感を得られるものにしたい、そうなるよう寄り添いたいと願いながらお稽古してまいりました。
大きな会場で踊ることが初めてでしたので、いつもと違う本番は大丈夫だろうかと心配ばかりでしたが、本人達は落ち着いて踊っていまして、すごいです。成長を感じました。
客席にいらしたお弟子さんの親御さん、ご家族の皆様に大変喜んでいただきまして感無量です。このような機会をいただきまして嬉しい気持ちでいっぱいです。
「お稽古は真面目に。本番はいつも通り。そして礼儀正しく。」と教えてきました。今後もその気持ちを忘れずにお弟子さん方とお稽古をしてまいりたいと思います。
先日コンクールの結果が届きました。子供達は審査の先生方に自分を評価をしていただいたことに大変感謝した様子で、初出場の喜びを噛み締めておりました。
先生方の評価は、私自身が気づかなかったことを多々ご指摘いただき、指導者としての視点を学ばせていただけました。このような、新しい視点を持つ機会をいただけました事に深く感謝しております。
改めて私自身もお稽古を重ねてお弟子さん方の良いお手本になれたら、と思います。
ありがとうございました。