2021.12.26 日本舞踊

日本舞踊のお稽古に必要なものとお手頃にそろえる方法

皆さまこんにちは🌸

昭島市や福生市で日本舞踊教室を開いております、藤間美都也(ふじまみつや)です。

日本舞踊をやってみたい!という方が、気軽に始められ、長くお稽古を続けられるお教室を、と思い活動しています。

私のお稽古場で入門した方の多くが「踊りは初めてです」という方が大半でして、お稽古をするために何を用意したらいいのか分からない方がほとんどです。

そこで今回は、お稽古に必要なものをご紹介したいと思います。また、お手頃にそろえる方法も解説します。

日本舞踊のお稽古に必要なものをご紹介!

扇子

日本舞踊の必需品。

お稽古前後のご挨拶にも使う大切なものです。

舞扇はお扇子専門のお店やインターネットで手に入ります。

お流儀や演目にちなんだ絵柄のもの、色、柄などたくさんあり目にも楽しいです。

お稽古や気分に合わせてお扇子を変えたりすると、稽古がさらに楽しくなります。

テンションがあがるものが見つかりますように。

当お教室では、入門の方にお稽古扇子を差し上げております。

着物

着物には袷(あわせ)、単衣(ひとえ)、薄物などの種類があり、季節で着る物が違います。

お出かけ着物は、季節や着て行く場所でTPOがあるのですが、お稽古は浴衣でできます。

着物を全くお持ちでない方は、まず浴衣からスタートするといいです。着付けも楽にできるのでオススメです。

着付けにご不安がある方も多いかと思うのですが、お稽古の時に着付けからたたみ方までお教えします。お稽古を重ねていくうちに、いつの間にか覚えられますよ。

帯も着物同様、季節や着て行く場所でTPOがあります。お稽古では、半幅帯(はんはばおび)があれば大丈夫。ひとまずオールシーズンに着用できる万能の帯です。

男性は角帯(かくおび)があれば、こちらもオールシーズンいけますよ。

肌着類

肌襦袢

ステテコ

ユ○クロさんのステテコもオススメ。  足さばきが楽になります。ぜひご用意ください。

裾よけ

足さばきも良いですし、着物を着る際のエチケットにもなります。

白足袋

4枚コハゼで大丈夫。ストレッチ素材もオッケー。

腰紐

3、4本。

伊達じめ(だてじめ)

まずは一本。

帯板

帯前がきれいに決まります。

※男性は帯板は使いません。

と、これらが揃えひとまず安心ではないでしょうか。

日本舞踊のお稽古に必要なものを、お手頃にそろえる方法

着物は高いというイメージもありますが、実は探せばお手頃価格のものもたくさん!

いろいろリーズナブルに揃えるならば、

インターネットで「着物 小物 激安」などで検索しますと、お稽古に使える小物や着物が単品着物はもちろん、着付け小物も含めて一式だいたい2万〜3万円くらいで手に入ります。

いきなり呉服屋さんに行くのはまだ…という方にはネット注文がオススメ。安価に手に入るものもあったり、セールなど見つけやすく、私もよく利用しています。

着物を着慣れてきますと、だんだんと自分の好みが分かってきますし、欲しいと思うものがはっきりしてくるものです。

最初はどなたかから譲っていただいたり、ネット注文などで購入するといいですし、慣れてきて、着物や浴衣を仕立てたくなりましたら、デパートや街の呉服屋さんを覗いてみる、というのもいいと思います。

ちなみに、私のお教室では着物や帯がすぐご用意できない方に、揃うまで一式お貸ししています。肌着、足袋を自前のをご用意してお稽古をスタートができますので、お気軽にご相談ください。

着物や帯は少しずつ集めていくのも楽しみのひとつ。

ご親戚や周りの方に「日本舞踊始めた(*´꒳`*)」とつぶやくと、周りから着物や帯が集まってくることもあります。

実際私も、日本舞踊をやっている事を周りが知り、いただく機会があるのです。ぜひ、お稽古している事を周りの方にお話してみてくださいね。

会社や学校のある日は、お稽古着をお持ちいただければ着付けはお稽古場でもできます。その際、お稽古着を包む風呂敷も、好みの物や季節の柄のもので包んだりして楽しいです。

ちなみに大きめの風呂敷は、帯を忘れた時に帯の代わりに巻いたりできます(^^) 何度この手で事なきを得たことか…。

お稽古の楽しみのひとつに、着物や小物は大切なアイテムです。お気に入りのものが見つかりますように。


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